認知症リハビリテーションについて
認知症専門カイロンで行うリハビリテーションはその方によって内容が異なりますので、まずは病院でも適用されている「認知症検査」を行います。
検査の結果を基に、何に問題があるのかを明確にし、その方に合ったリハビリ内容を組みます。
ミニメンタルステート検査(MMSE)
見当識、計算、文の復唱、図形模写などを行って頂く検査です。
改訂 長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)
ご本人に今日の日付や記憶などを言葉で質問し応答、単純な計算や記憶想起をしていただく検査です。
FAB
脳の中の、前頭葉の機能を中心に評価する検査です。
言葉の概念化(類似の把握)、言語流暢性、運動プログラミング、干渉への感受性、抑制性制御、理解行動の6項目より、脳内の前頭葉機能を中心に評価する検査です。
MoCA(MoCA-J)
視空間・遂行機能、命名、記憶、注意力、復唱、語想起、抽象概念、遅延再生、見当識をご本人の読み書きにより調べる検査です。